加齢臭におススメのスプレー、手作りすることは出来る?
体臭対策を考えるとき、「手っ取り早くスプレーで臭いを和らげたい」と考えることがあると思います。
ドラッグストアなどのスプレー売り場に行くと、様々な消臭スプレーが販売されていますよね。
体臭対策のスプレー選びで大切なのは、原因に合った商品を選ぶことです。
加齢臭、老人臭、汗臭、ワキガ、衣類の生乾き臭など、体臭にはいくつもの種類があり、それぞれ原因が異なっています。
いくつかの体臭が同時に発生していることも珍しくありません。
「一番悩んでいる」という体臭の原因に合わせて、スプレーを探してみましょう。
店頭の商品を見ても、それが加齢臭にいいのかいま一つ分からないときには、インターネットで商品の詳細を調べたり、加齢臭にいいスプレーを検索してみると参考になります。
毎日使用するので定期的に購入することになりますが、臭い対策のスプレーは特殊で、どうしても割高になりがちです。
そこで、「手作りで試してみたい消臭スプレー」を3種類、紹介します。
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香りをつけた重曹スプレーを作ろう
まずは、キッチン周りや部屋の掃除で消臭・殺菌に利用される「重曹のスプレー」は、加齢臭対策にも役立ちます。
料理に使用されるほど体にとって無害ですし、スーパーやドラッグストアなどで安価で手に入れることができます。
水200mlに重曹1~2gを溶かし、精油(エッセンシャルオイル)を1~2滴垂らして混ぜ合わせ、スプレー容器に入れれば完成です。
スプレーが詰まらないよう、重曹は粒子の細かいものを選びます。
精油の種類では、ローズやベルガモット、ラベンダーなどが、加齢臭の原因であるノネナールとの相性がいいと言われます。
重曹は無害ですが精油は刺激が強く、直に飲んだり、皮膚に塗るのは危険です。
十分な水に少量を溶かす程度であれば大丈夫ですが、取り扱いには注意してください。
精油の代わりに、爽やかなレモン果汁を使ってもいいですね。
ミョウバンや茶カテキンのスプレーもおすすめ
加齢臭対策にいいスプレー材料として、ミョウバンも有名ですね。
こちらもスーパーなどで、手頃な価格で購入できます。
嫌な臭いを中和するだけでなく、毛穴を引き締めて汗を出にくくすると言われ、加齢臭に加えて汗の臭いも気になる、という方におすすめです。
スプレーボトルの中に水150mlとミョウバン10gを入れ、よく振ります。
使用するのは焼ミョウバンでもOKです。
ミョウバンは溶けにくいので、そのまま1日置いてから使いましょう。
早く溶かしたい場合には、半量のお湯を使って溶かします。
日本人にとって身近な「緑茶」は、消臭成分のカテキンが豊富なことから、昔から掃除などに活用されてきた素材です。
色んな種類のにおい物質に結合することで、消臭力を発揮します。
スプレーでは、粉末の茶カテキンを使用します。
お湯100ccに対し、茶カテキンの粉末を10~30㎎溶かし、スプレー容器に入れれば出来上がりです。
手作りスプレーなら、必要な時に必要な分を作ることができ、お財布を気にせずにたっぷりと使うことができます。
臭いが染み付きがちな衣類やリネン類、カーテンやソファーなどにも使ってみてください。
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この記事を読まれた方にオススメの情報5選
体臭対策に役立つとされるミョウバンは金属による複合塩であり、スーパーなどで買えます。3つの理由から加齢臭対策に役立ち、水溶液にして塗ったり、スプレーしたり、浴槽に入れるなどの使い方があります。
加齢臭を含め体臭、生活臭を気にする人が増え、最近では対策商品も豊富になりました。その背景には、生活臭の減少や人間関係の希薄化、加齢臭が出やすい生活習慣の増加などがあります。
加齢臭世代では、加齢や社会環境、生活スタイルの傾向などにより、疲労臭や汗臭も出やすくなるので注意したいものです。質の良い睡眠やストレス発散、運動などの習慣は、それぞれの体臭対策となるのでおすすめです。
加齢臭は中高年に起こりやすい体臭ではありますが、不快なほど強まってしまうのは健康的に要注意であり、身だしなみへのケアが足りない可能性もあります。仕方ないと思わずに、自分のためにも前向きにケアに取り組みましょう。
加齢臭を防ぐには、予防と対策の2つのアプローチがあります。予防では、食事や運動、ストレス抑制や禁煙で、臭いの発生そのものを防ぎましょう。対策では、消臭グッズや洗濯で臭いを和らげましょう。