お風呂に入っているのに加齢臭が消えないのはなぜ?
「毎日ちゃんとお風呂に入っているのに、加齢臭が全然消えない」と悩むケースがあります。
そんなときは、加齢臭にとってあまり良くないお風呂の入り方をしてしまっているのかもしれません。
加齢臭対策のための入浴法には、実はいくつかのポイントがあります。
まずは第一のポイント、「湯船につかること」です。
疲れてしまった夜はそのまま寝てしまい、朝にシャワーを浴びるだけで済ませていませんか?
また、体臭対策のためにお風呂の回数だけを重視して、1日に2回以上シャワーを浴びるという方もいるかもしれません。
このようにシャワーだけでお風呂を済ませるのは、加齢臭にとってはNGです。
湯船にゆっくりつかることは、血行を促進したりリラックスしたりと色々なメリットがありますが、加齢臭にいいのは「汗腺の機能」が高まる点です。
現代ではエアコンの効いた屋内で過ごす時間が多く、気付かないうちに汗をかけない体になりがちで、こうなると老廃物がたまって体臭を強めてしまいます。
湯船につかって汗をたっぷりとかくことで、汗腺にたまった古い角質や老廃物、汚れなどがしっかり洗い流されて、体臭対策となります。
こうして健康な汗をかけるようになれば、汗そのものの臭いも軽減されます。
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正しく体を洗って、グッズの力も利用する
第二のポイントは、「加齢臭にいい洗い方」です。
加齢臭は皮脂腺から発生するノネナールという物質の臭いです。
皮脂腺は全身にありますが、特に集中しているのが頭部~胸、背中など上半身です。
お風呂に入った際には、頭部はシャンプーで優しく丁寧に洗い、耳の後ろや首筋、顔のTゾーン、胸の間、背中の中心部など、べたつきがちな場所を特に丁寧に洗うようにします。
ですが、ゴシゴシ擦るのは逆効果です。
擦ることで過剰な刺激を与えると、皮膚の保護機能により皮脂が活発に分泌され、加齢臭を強めることになってしまいます。
よく立てた泡で、優しく丁寧に洗い流すことを心がけましょう。
第三のポイントは、「加齢臭対策グッズの上手な利用」です。
湯船には、消臭によく利用されるミョウバンやお酢、日本酒などを加えてみます。
シャンプーや石鹸は、加齢臭対策を謳った商品を選んでみましょう。
入浴後に使用するタオルや下着でも、加齢臭対策のものが発売されています。
割高の商品も見られますが、可能な範囲で試してみて、加齢臭の変化を確認してみてください。
お風呂以外の加齢臭対策も万全に
お風呂の時だけ体をきれいにするのではなく、普段から清潔を意識することも大事です。
身だしなみをきれいにすることは、臭いへの意識も高めてくれます。
これらのポイントをおさえてお風呂での加齢臭予防に成功しても、食事や生活スタイルで加齢臭を強めてしまっては意味がありません。
脂質を過剰にしない、酸化を抑えられるような食事や生活スタイルに注目してください。
一言でいえば、生活リズムの整った健康的な生活が、加齢臭対策には適しています。
しかし忙しかったり時間が足りなかったりと、つい不摂生になりがちなときもあると思います。
そんなときは、加齢臭対策サプリを利用するのもおすすめです。
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この記事を読まれた方にオススメの情報5選
冬は汗が気にならない分、清潔への意識が薄まること、臭いのある汗が出やすいこと、乾燥による皮脂分泌によって、加齢臭リスクが高まる季節です。入浴や服装での工夫のほか、サプリでのサポートがおすすめです。
加齢臭は皮脂腺から発生します。皮脂腺は頭部、顔、胸元、背中の中心部などいわゆる脂漏部位に集中しており、加齢臭が強まりやすい箇所です。間違った肌ケアに注意し、皮脂の状態を健康に保つことが体臭対策に繋がります。
加齢臭の発生は40~50代がピークとなります。一方30~50代頃にはミドル脂臭という体臭も存在し、それぞれが重なる年代で体臭が悪化しやすいです。年齢、原因に応じた体臭対策をしていくことが大切です。
生活の中では、積み重なる加齢臭が、人物的・仕事的評価でマイナスに影響する可能性があります。また、生活の仕方が加齢臭の原因になるという側面もあります。生活習慣の見直しやグッズ、サプリの利用で対策しましょう。
加齢臭対策では、シャワーを浴びるだけの入浴はおすすめできません。1日1回は湯船に浸かって汗腺を鍛え、汚れを落としリラックスすることが大事です。あがったら十分に乾燥させましょう。