最近、加齢臭が話題になっている理由

体臭相談室

最近になって、「加齢臭」が話題になった理由

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今では大手量販店や生活グッズのお店などで、「加齢臭対策グッズ」のコーナーを見かけます。
また、夏になると必ずと言ってよいほど、テレビや週刊誌で「加齢臭特集」が話題になります。

しかし、昔は加齢臭という事すら話題にされることがありませんでした。
そこで、このページでは加齢臭が話題にされ始めた経緯をご紹介させて頂きながら、加齢臭の実際の対策についてお話させて頂きたいと思います。

まず、加齢臭が話題にされ始めた最大の理由は、「加齢臭」という言葉が誕生した事です。
資生堂さんの研究により、2000年に加齢臭の原因物質が、「酸化反応から発生するノネナール」であることが判明しました。
その結果、加齢臭という言葉自体が話題に上るようになりました。

それと相まって、現代人の食習慣の変化によって加齢臭が発生しやすくなっているのも原因であると考えられます。
その背景には、「体内の脂肪の蓄積」「活性酸素の発生」が挙げられます。

特に加齢臭に関係がある食習慣は、肉類に片寄った食事、砂糖や脂質の摂り過ぎ、添加物を含んだ食材の多用などがあります。
砂糖や脂質の摂り過ぎは肥満を招き、肉類に片寄った食事と共にコレステロール値を上げて老化を早めます。
また、添加物が体内に入ると活性酸素が増え、酸化反応が引き起こされやすくなりますので、結果的に加齢臭が発生しやすくなります。

このように加齢臭が話題になり始める背景となった食習慣の変化をみると、どのような点に気を付ければよいのかという学びになると思います。
具体的には、以下のような点が重要です。

「コレステロールを含む食品を摂り過ぎない」
肉類を多く食べると、肉に含まれているコレステロールが血中に溜まり、コレステロール値が上昇します。その結果、血管の内壁が固くなって動脈硬化になり、全身の血のめぐりが悪くなって老化が進みます。
老化現象の一つに、加齢臭の元となる脂肪酸の酸化があります。
脂肪酸が酸化すると加齢臭の原因物質であるノネナールが発生します。
ですから、脂身の少ない肉を摂る」「調理する時に油を使わず蒸し焼きにする」「肉を網焼きにして脂を落としてから食べる」などの工夫は、コレステロールの摂り過ぎを防ぎ、加齢臭をやわらげることができます。

「抗酸化物質を含む食品を使ったメニューを工夫する」
野菜や青魚には様々な抗酸化物質が含まれています。特定の食材に片寄らないよう様々な食品を使った料理を工夫しましょう。
(抗酸化物質を使ったメニューに関する詳細はこちらのページをご参照下さい。)

「添加物をできるだけ避けて食品を選ぶ」
添加物を含まない食品を購入することで、活性酸素を刺激するリスクを低減できます。

「酵素不足に気を付ける」
体内には、生きて行くための様々な生理作用を助ける酵素が存在していますが、年を取るにつれて生まれつき体内に備わっていた酵素が不足気味になります。
すると、正常な生理作用が行われなくなって老化現象が早く進行するので、それに伴い加齢臭も強くなります。
生の食材を摂取し、健康の源となる酵素を摂取することが大切です。

加齢臭の発生につながる現代人の食生活を昔と比較し、振り返ることで、加齢臭対策の糸口が見えてきます。
1つでも生かせそうな事があれば、ぜひ実行してみて下さい。


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資生堂による発見が発端

加齢臭という言葉自体が発表されたのは、2001年の4月の事です。
体臭についての研究を進めていた資生堂から発表されました。
ですから、それまでは、加齢により体臭も変化するという概念を表す加齢臭という言葉は存在しなかったのです。
その言葉が登場するまでは、中高年からは独特の体臭がするな、という程度の認識で、そのニオイの原因や対策については明らかにされていませんでした。
資生堂では、そのニオイの原因がノネナールというニオイ物質だという事もその時に突き止めています。
そして、それに対する対策についても考えられるようになったのです。


食生活の変化により加齢臭のする人が増加

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加齢臭と言う言葉がその時期に発表されたのは、その時期に中高年のニオイが問題になり始めたという背景があります。
その原因は食生活の変化にあります。

江戸時代末期の開国以来、少しずつ西洋の食文化が日本に入り始めましたが、特に1980年代のグルメブーム以降、肉や油を大量に使った食品が増えました。
そのような食事を摂取することが多くなると、皮脂の分泌も増え、体臭もきつくなります。
旧来の和食中心の食生活であればそれほど体臭は発生しないものですが、脂肪分や糖分の多い欧米風の食生活が広まると体臭に悩む人が増えてきたのです。

それを受けて体臭への意識が高まり、体臭対策グッズも数多く登場してくるのですが、それらでは中高年の体臭を効果的に抑えることが出来ませんでした。
そのようなことから研究が進み、資生堂の発見につながったのです。


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「加齢臭が話題になった歴史について」・・・みんなの質問

外食がメインだけど、加齢臭に影響はありますか?

外食といってもピンからキリまであります。
しかし毎日栄養のバランスを考えずに、自分の好きな物だけを食べるのは大問題です。
加齢臭の原因となるノネナールは脂肪酸が酸化して出来るため、動物性脂肪分を多く含んだ食事は加齢臭を強くしてしまう要因になります。
外食を控え、魚や緑黄色野菜などの抗酸化作用の高い食事を取ることで、加齢臭を体内からサポートすることができます。
もし外食する際は、内容をよく考えてからメニューを決めましょう。
焼肉や揚げ物は加齢臭には厳禁です!

どんな酵素が加齢臭に効果的なんですか?

歳を重ねるにつれ、体内のアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼの食化酵素が減少していきます。
消化酵素とは体内で脂質や蛋白質を消化分解する、大切な酵素です。
消化酵素が減少することで、匂いの原因物質になる動物性蛋白を分解できなくなります。
その結果、加齢臭の原因物質のノネナールが、歳をとると多く生成されるわけです。
食べ物から摂取できる酵素を食物酵素と呼び、キウイ、バナナ、マンゴーなどに多く含まれています。
また納豆、味噌、ぬか漬けといった日本古来の食事にも、食物酵素が含まれています。
加齢臭根絶は一日にして成らず。
日々の食生活にこれらの食品を取り入れ、体内から加齢臭を和らげていきましょう。
なかなか続かない人には、サプリメントから摂取するのも良いでしょう。

加齢臭対策グッズは効果がありますか?

巷には様々な加齢臭対策グッズなるものが存在しています。
銀イオン配合の消臭スプレー、石鹸から、防臭下着まで・・・しかしそれらの多くは、外からのアプローチでの消臭効果を狙ったものです。
加齢臭と体臭は根本的に違います。
体内の中から加齢臭の原因物質を除去することが必要です。加齢臭の原因は、脂肪酸が酸化したノネナールという物質です。
ノネナールを発生させる要因になるのが、活性酸素です。
活性酸素を減らすためには、抗酸化作用が期待できる食事をすることです。
肉などの動物性蛋白質の代わりに、和食を中心とした日本伝統の食生活がお勧めです。
野菜や魚、大豆を中心とした和食は抗酸化作用が高い食品です。
コロンや消臭グッズからではなく、自身の食生活を見直すことが、一番の加齢臭対策になってきます。

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