朝はシャワー、夜は湯船で体臭予防!

体臭相談室

夜はしっかり湯船につかり、朝はシャワーで汗を流そう

体臭を改善するためには、体を清潔に保つことが大切です。

体を清潔にするためにはお風呂に入ることが最も確実です。
しかし、最近では追い焚き機能が付いていないお風呂も増えてきて、シャワーだけで終わらせる人が増えているようです。
シャワーでもきちんと汚れを落としているのだからいいのではないか、と思うかもしれませんが、実はそうではありません。
シャワーだけでは体臭予防には不完全なのです。
なぜ、シャワーだけではいけないのでしょうか。

シャワーだけで済ませていませんか?

シャワー1

欧米の人は体臭が強い人が多いと思いませんか?
もちろん、食事や遺伝子の問題もありますが、湯船に浸かる習慣がないことも原因の一つだと言われています。
シャワーは、肌の表面の汗や汚れを落とすことはできますが、毛穴の奥に溜まっている老廃物までは流すことができません。
その毛穴から汗をかくと、その老廃物のせいで嫌な体臭を発してしまうのです。

女性の間ではダイエットや美容のために半身浴が流行したこともあり、入浴習慣がある人が多いと思いますが、男性の場合はシャワーだけで終わらせたり烏の行水だったりする人が多いと思います。
特に夏などはお風呂につかる人は少なくなるのではないでしょうか。
しかし、夏こそしっかり毛穴の奥の老廃物を排出しなくては、体臭がきつくなってしまいます。
しっかり湯船につかるようにしましょう。

湯船につかることの効果

シャワー2

それでは、なぜ湯船につかると体臭改善に効果的なのでしょうか。
まず、湯船につかるとをかきます。
そうすると、毛穴の奥の老廃物が出ていきます。
湯船につからないとこの老廃物は昼間、汗をかいたときに外に出ます。
すると、細菌に分解されて洋服の中で蒸れてしまい体臭の原因となります。
この老廃物を含んだ汗を悪い汗と言います。
湯船につかると悪い汗をしっかり流すことができるのです。
悪い汗を出すためには湯船に5分以上はつかるようにしましょう。

もう一つの湯船につかる効果は、その温かさと浮揚感によってリラックスできるということです。
このリラックス効果によってストレスが緩和されます。
ストレスは自律神経を乱して体臭の原因になるものですから、これを緩和することは体臭対策になります。
ぬるめのお湯に長くつかっている方がより効果的です。

朝はシャワーだけで十分

シャワー3

人間は眠っている間にコップ一杯分の汗をかくと言われています。
つまり、朝起きた時の体には汗や皮脂がいっぱいついている状態なのです。
朝起きた時にはそれをシャワーで洗い流してあげましょう。
そうすることでかなり体臭を軽減することができます。

朝シャワーの時には体を石鹸などで洗う必要はありません。
さっと汗を洗い流せば十分です。
体を洗い過ぎると肌が乾燥してしまうので、夜にしっかり入浴しているなら洗わない方がいいのです。
忙しい朝でもこれなら実行できるのではないでしょうか。

ただし、しっかり水分は拭き取るようにしましょう。
濡れている状態だと通常よりも排気ガスやタバコなどの外部のにおいが付着しやすくなりますから、余計におかしなニオイになります。
しっかりと髪や身体を乾かしてから外出しましょう。

汗や皮脂が最近に分解されて体臭となるまでは12時間程度かかると言われています。
理論的には、朝シャワーを浴びることで夜まで体臭を抑えられることになります。
もちろん、体臭の原因は他にもありますから、その通りにはならないかもしれませんが、体臭の原因の一つを抑えることで体臭の改善につながります。
夜は湯船に5分以上つかり、朝出かける前にシャワーを浴びるようにすれば、かなり体臭を軽減することができます。
簡単なことなのでぜひ実行するようにしてください。

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