お風呂の入り方を間違うと体臭が強くなることもあります

体臭相談室

体がにおう…原因はお風呂の入り方のせいかも?

体臭がきつい人を見ると“この人お風呂に入ってるのかな…”と思ってしまうこともあります。
中には本当にお風呂に入らない不潔な人もいるかもしれませんが、ほとんどの人がきちんとお風呂に入っているでしょう。
それでも体臭は発生します。
それは、お風呂の入り方に問題があるからかもしれません。
体臭を予防する正しいお風呂の入り方をご存知でしょうか。
お風呂の入り方に気を付けるだけで体臭が改善することもあります。
体臭に悩んでいる人は、一度お風呂の入り方に気を付けてみてはいかがでしょうか。
毎日の入浴で体臭が改善するなら、お金もかかりませんし手軽に実践できるのでいいと思いませんか?

シャワーだけで済ませる

シャワーだけ

欧米の人に体臭の強い人が多いのは、人種によるものもありますが、お風呂につからずシャワーだけで済ませる習慣が関係していると言う人もいます。
日本でも追い焚きできるお風呂が減ってきたせいでシャワーだけで済ませる人が増えているようです。
シャワーは汗を流すことはできますが、入浴のように汗を出すことがありません。
そのため、毛穴の奥に溜まっている余分な皮脂や汚れを洗い流すことができないので体臭につながります。
女性の方は美容のために半身浴をする人も多いと思いますが、これは体臭予防にも効果的なのです。
また、人は寝ている間にもコップ一杯分の汗をかくと言われています。
そのため、朝はシャワーを浴びて体をきれいにすることをおすすめします。
朝、熱めのシャワーを浴びると皮脂が出にくくなり夕方まで皮脂を抑えてくれるそうです。
ただし、朝にシャワーを浴びた後はきちんと体や髪を乾かしておきましょう。
湿ったままでいるとタバコなどのニオイの分子が付着しやすくなり、かえってニオイが付いてしまいます。

体の隅々までしっかり洗う

身体の隅々まで

きちんとお風呂に入っているのに体臭がする、という人もいます。
そのような人は洗い残しがないかチェックしましょう。
特に洗い忘れが多いのが耳の後ろや足の指の間、爪の中、汗をかきやすいワキや背中、股間などです。
また、顔と頭皮は洗っているつもりでも汚れを落としきれていないことがあります。
美容院や床屋さんでやってもらうように指の腹でしっかりとこすり、マッサージをしながら洗うと皮脂汚れをきちんと落とすことができます。
これらをきちんと洗うことは、特に加齢臭が気になる人などに有効です。
洗い残しには気を付けましょう。

最近では皮脂汚れに強いシャンプーなども発売されています。
ニオイが気になる方はこういった商品を試してみるのもいいでしょう。

洗い過ぎてもいけない

洗いすぎ×

洗い残しがあっては体臭も流すことができません。
しかし、汚れを落とそうとナイロンタオルなどでゴシゴシこすることも体臭を発する原因となります。
洗い過ぎると体の表面に必要な皮脂まで洗い落してしまいます。
そうすると体は足りなくなった皮脂を補うために一生懸命皮脂を分泌するようになります。
そのため、雑菌が繁殖しやすくなり体臭の原因となるのです。
また、体を洗い過ぎると肌が傷ついて細胞と細胞の間に隙間ができ、そこにニオイ成分が溜まりやすくなります。
これも体臭の原因となります。

体を洗う時には柔らかいタオルや手に石鹸をつけ、よく泡立てて肌に乗せるようにして洗うようにしましょう。
肌が乾燥し過ぎないように保湿化粧水などを使用するのも体臭対策に効果的です。

体臭を抑えるには、まず体を清潔に保つことが基本です。
そのためにお風呂に入るのですが、その方法が間違っていると、かえって体臭を強めてしまうのです。
そのようなことにならないように体臭が気になる人は正しいお風呂の入り方をマスターしましょう。
体臭を完全になくすことは難しいかもしれませんが、これだけで体臭を軽減することは可能な場合が多いのです。
特に加齢臭を気にしている人は気を付けましょう。

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