口臭があるかないかテストをしてみましょう

体臭相談室

口臭があるかないかテストをしてみましょう

口臭は周りの人にとっては迷惑なものですが、なかなか自分では気が付かないものです。
歯を磨かないという人なら自覚することもあるかもしれませんが、そうでなければ自分に口臭があるとは考えもしないかもしれません。
しかし、自分が口を開くたびに周囲の人が顔をそむけたりすると、「もしかして自分の口臭が…」と気になります。
はっきり言ってくれる人が近くにいればいいのですが、そういう人が近くにいなければ自分でテストをするしかありません。
自分で自分の口臭をテストする方法をいくつかご紹介しましょう。

口臭が起こりやすいかどうかのチェック

口臭テスト

口臭があるかどうかは自分ではなかなか分かりませんし、テストをする必要性があるのかどうかも分からない人も多いでしょう。
そこで、まずは自分の現状や生活習慣などを見直してみて、口臭が起こりやすいかどうかをチェックしてみましょう。
口臭が起こりやすい人には、以下の特徴があります。
まず、虫歯のある人、それから胃腸の弱い人も口臭が起こりやすいので気を付ける必要があります。
虫歯がなくても歯を磨いていて出血する人も口臭がある場合が多くなります。
自分の舌を鏡で見て、黄色や黒の舌苔が付いていたら口臭があります
鼻炎の人体調が悪い人口呼吸をする人朝ごはんを食べない人精神的に不安定な人お酒やたばこを嗜む人も口臭に注意する必要があります。

自分でできる口臭テスト

フロス

上記のチェックで当てはまるものがある人は自分で口臭テストを行ってみましょう。
まず、コップを使ったテストです。
ニオイのないコップを用意し、その中に息を吐き出します。
それからコップに蓋をしてしばらく深呼吸をし、鼻をリフレッシュさせます。
それからコップの中のニオイを嗅いでニオイがするかどうかを確かめます。
他にガーゼを使う方法もあります。
きれいなガーゼを一枚用意し、舌の奥の方を強めに拭き取ります。
しばらく置いてからそのニオイを嗅いでみます。
ニオイがあれば強めの口臭を発していると思われます。
虫歯予防に効果的なデンタルフロスを使ったテストもあります。
4本ぐらいデンタルフロスを用意し、奥歯にフロスを通して数秒間動かします。
4本とも別の歯で行います。
フロスに色が付いていないか、ニオイがないかを確認します。

口臭の原因を見分ける

鼻をかむ

口臭には口から発するものの他に鼻から発するもの内臓の疾患を原因とするものがあります。
何らかの病気を患っている人で口臭がある人は病気を治癒させることで口臭も治まります。
口臭の原因が鼻か口かは分かりにくいものですが、以下の方法で原因を見分けましょう。
まず、口をしっかり閉じて鼻から息をコップなどに吐きだし、そのニオイを嗅いでみてニオイがあれば口臭の原因が鼻にある可能性が高くなります。
反対に、鼻をつまんで口を閉じ、しばらくしてから静かに息を吐いてみて、そこにニオイがあるようなら口臭の原因は口の中にあると思われます。
原因を把握して口臭対策を行いましょう。

自分の口臭に気づきにくいのは、鼻の順応性が高いからです。
順応性とは、ある状態に慣れてしまうことで、自分の口臭もずっと嗅いでいると異臭だと感じなくなってしまうのです。
そのため、上記のテストを行っても口臭が分からない場合もあります。
自分で口臭を感じなくても周囲の人の反応などが気になる場合は、口臭チェッカー口臭外来を利用するのもいいでしょう。
これなら客観的に判断できるのでおすすめです。
また、口臭がないのに過度に気にし過ぎてしまう場合もあります。
これは、自臭症という精神疾患の一種で、これがひどくなると外出できなくなったり対人恐怖症になったりする場合もあります。
そんな人は客観的に判断できる方法を利用し、口臭がないと分かったら気にし過ぎないようにしましょう。

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