加齢臭は老化現象のひとつ?

加齢臭相談室

これが老化現象のひとつなら、若々しい人は臭わない?

「加齢臭」って言葉は、やはり老化すると漂う体臭、という意味でしょうか?
いつまでも若々しい人は、体臭も臭わないのですか?

「オジサンの臭い」とも言われる加齢臭。
そのニオイ成分であるノネナールを発見した化粧品メーカー・資生堂により、「加齢により体臭も変化する」という概念をあらわすものとして名づけられました。

実際、ノネナールの発生には加齢が大きく関係しています。
原因となる皮脂腺内の不飽和脂肪酸、過酸化脂質の量が加齢よって増加すること、この二つの物質の酸化反応もまた、年齢を経ることで促進されることが分かっています。

こういった要因のなかでも、老化との兼ね合いで特に注目したいのが「酸化反応」、そしてこれを促進する「活性酸素」です。
活性酸素は体、そしてそれを形づくる細胞自体を老化させる物質として知られています。
もともとは体を守るための物質なのですが、その反面ウィルスだけでなく自身の細胞まで攻撃する性質を持っています。

20代などの若い健康体では「活性酸素除去酵素」が十分に働き、活性酸素が過剰になるのを防ぐことができますが、40代にはこの酵素量がなんと半分に減少。
その結果、どんどん体を酸化=錆びさせてしまうのです。

アンチエイジングにとって、この活性酸素の除去、つまり抗酸化機能の回復は欠かせないキーワードであり、同じく抗酸化作用を対策の要とする加齢臭は、アンチエイジングに通じると考えることができます。
その意味で、若々しさを保つ方は、加齢臭の発生しにくい体になっているようです。

毎日の規則正しい食生活とともに、体の中から酸化を抑えてくれるサプリメントを加え、より効率良くポジティブな気持ちで対策に取り組んでみましょう。

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