加齢臭

加齢臭相談室

自分のニオイが気になって仕方ない・・・どうすればいい?

妻に加齢臭を指摘されてから、自分がどのぐらい臭うのか周囲の人の目が気になり色々なことで自信が持てなくなりました。どうしたらいいのでしょうか?

自分の臭いを客観的にとらえるのは難しく、臭いの感じ方は人それぞれであることから、家族に加齢臭を指摘されても「まさか」と思う方は多いと言います。

質問のようなケースでも、奥さんが臭いに敏感な方であって他の人にはそれほど気にならない程度である場合もあれば、奥さんだけでなく会社の同僚なども「加齢臭だな」と認識するほどきつく臭いってしまっている場合もあり、一概には分かりませんが、一つ言えるのは「加齢臭を気にしすぎることもよくない」ということです。

「自分が臭っているのでは?」と疑心暗鬼のまま過ごすことは、強いストレスを引き起こします。
ストレスによって体の中に生まれる「活性酸素」は、加齢臭を発生させる原因のひとつであり、なおさら臭いが強まって、悪循環となってしまいます。

また、「自己臭症」という精神疾患も存在します。
実際の臭い以上に「自分が臭い」と思い込んでしまう病気です。
常に臭いのことばかり考えてしまったり、周囲の人が鼻に手をあてたり窓を開けたりする行動が「自分の臭いのせいなのでは・・・」と疑ってしまったり、過剰に体を洗う、着替えをする、脅迫的に消臭剤を使用するといった症状がみられます。
自己臭症によって仕事が手につかなくなり、人と会うのを避けるようになってしまうといった重篤な状態にもつながりかねません。

このような症状に陥らないよう、前向きに加齢臭対策に取り組んでいき、対策のひとつとしてストレスをためない=リラックスを心がけることも大切です。
抗酸化作用に着目した消臭グッズやサプリメントの利用、食事や生活習慣の見直しなど、すぐに始められることはたくさんありますよ。

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