料理の選び方・作り方で効果的にニオイを減らす方法
最近夫が加齢臭を気にしていて「食事でも対策したい」と言います。
加齢臭を消すのに効果的な料理って、どんなものがありますか？
加齢臭対策にはさまざまな方法がありますが、なかでも食生活の改善は重要です。
臭いは体の中から発生しているのですから、体を作っている食事によって体質改善することは、とても理にかなった方法です。
加齢臭の発生自体を食生活から抑えたいときのキーワードは、「脂質」と「抗酸化作用」です。
加齢臭の発生過程のひとつに、皮脂腺内の脂肪酸の増加・酸化が挙げられます。
食事で脂質を多く摂れば、当然皮脂腺内の脂肪酸が増加して、加齢臭が生まれやすくなります。
対策として、食事での「動物性脂肪」を減らすようにします。
具体的には、ラードや牛脂、バターといった常温で固まる油脂を避ける、ということです。
焼肉や角煮、こってりしたラーメンは避けたほうがいいですね。
脂は、オリーブオイルやごま油、魚の脂など、植物性のものを選びましょう。
これらには抗酸化作用、つまり酸化を防ぐ効果が認められるために、より積極的な加齢臭予防になります。
悪玉コレステロールを減らすことによる健康にも嬉しいですね。
野菜を選ぶなら、抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンC・Eやベータカロチンを豊富に含むニンジンやホウレン草、カボチャ、トマトなどを選びましょう。
おやつにはミカンやナッツ類をおすすめします。
副菜には抗酸化作用の高い大豆を加工した豆腐や納豆がいいですよ。
洋食はどうしても脂っこくなりがちです。
和食中心にし、野菜を多く摂るように心がけましょう。
せっかく食事で抗酸化成分を摂っても、喫煙やストレス、過剰な飲酒といった生活習慣で酸化を高めてしまっては意味がありません。
総合的な対策を心がけてくださいね。
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