加齢臭

加齢臭相談室

まだ若いから出ない・・・というのは間違い?

加齢臭には何歳頃から注意していれば良いものなのでしょう?

加齢臭=おじさんの臭い、というイメージが強いですよね。
一般的に気になり始めるのは40代頃の方が多く、まさに「おじさん」と呼ばれ始める世代ですが、実は加齢臭はおじさんだけの臭いではないのです。

40歳を過ぎる頃に臭いが気になり始める方が多くなる理由は、臭いの発生プロセスにあります。
加齢臭の臭い物質「ノネナール」は、皮脂腺内の脂肪酸が酸化・分解することで発生します。
この脂肪酸「9-ヘキサデセン酸」や酸化を促進する「過酸化脂質」・「活性酸素」の体内量が増加し、さらには酸化を阻害する体内の「抗酸化作用機能」が低下していくのが、まさに40代以降なのです。
このプロセスには男女の別はないので、女性の体からもノネナールは発生します。

しかしこれはあくまで「一般的な年齢」であって、実は20代でも加齢臭が発生する可能性があります。
若くてもノネナールを発生させてしまう要因は、食生活や生活習慣の乱れです。

加齢臭が日本でも取り上げられるようになったのは近年のことで、昔の日本では加齢臭そのものが存在しませんでした。
これは脂質の少ない和食中心の生活で、ストレス過多の環境が少なかったためだといわれています。
逆に現代では、脂質が多く栄養バランスの崩れがちな食生活を送る方が増え、夜間も起きていることが多く睡眠不足になりがちな環境で、「ストレス社会」とも呼ばれています。
このような食・生活習慣は、まさに加齢臭を悪化させるものであり、若くてもこのような不摂生をすることで、ノネナールが発生してしまいます。

対策グッズやサプリメントの利用とともに、こういった食習慣・生活習慣を改善していくことが大切であるとわかりますね。

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