加齢臭

加齢臭相談室

そのニオイは・・・何の体臭?種類によって対策も違う!?

加齢臭は、ほかの体臭とどう違いますか?見分け方を教えてください

「臭い」というのは、社会生活において意外に大きな、そしてデリケートな問題の一つです。
人によって臭いの感じ方は異なり、ちょっとした臭いでもひどくストレスに感じる方がいれば、それほど気にならない方もいます。
鼻は「香りの変化」を感じ取るものなので、ずっと嗅いでいる自分の体臭には気づきにくく、周囲の方ばかりがストレスを感じてしまうという状況に陥りやすいのです。

体臭にも、汗の臭い、口臭、腋臭などさまざまな臭いがあり、それぞれに原因が異なります。
例えば誰もが発生させやすい「汗の臭い」は、汗腺からの分泌液で皮膚の雑菌が繁殖して引き起こされる臭いであり、スポーツのあとや夏場などによく感じるにおいですね。

これに対し加齢臭は、「ロウソク」「酸化した油」「古本」「新聞」「青カビチーズ」などに似た臭い、と例えられることが多く、汗の臭いよりも脂っぽいような香りです。
耳の後ろをこすった指や、寝具・パジャマからこのような臭いがすれば、加齢臭が発生していると考えた方がよいでしょう。
勇気を出して、奥さんやお子さんなど身近な家族に確認してみる方法もあります。

ほかの体臭と加齢臭が混ざっていれば、よりいっそう不快な臭いとなってしまう可能性があります。
「毎日しっかり体を洗っているのに・・・」と信じられないかもしれませんが、加齢臭については、清潔かどうかの問題よりもむしろ、体の中の老化状態に影響されているといえます。

加齢臭の原因物質は「ノネナール」という成分で、汗腺内での脂肪酸の酸化・分解により発生することが解明されています。
原因となり影響を与える物質や食べ物、生活習慣など、いろんな面からの予防方法があります。
自分が取り組みやすい、効果の高い対策を探してみましょう。

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